マイナス金利が2月に日本に導入された。
色々な意見や考えがあるが、日銀の一番の目的は貯蓄ではなく投資を促すことだと思う。
貸し手側からの視点
銀行の方とも話をすることがあるのだが、一番問題なのは日本国内にはバブルの時に比べて良い投資先が見つかりにくいということである。
銀行も個人もそうだが、リスクを考慮して投資する以上はできるかぎり良い投資先を探して実施する必要があるが、それが見つけにくいという現実の状況である。投資は、現実の世界において実際にサービスを提供した見返りの一部であるが、物やサービスが溢れている日本においては、ニッチに部分はいくらでもあると思うが大多数が投資できるところはあまりないのではないかと思う。
借り手側からの視点
貸す側の視点が変わっていない以上、借り手側として実績に大きな変化がどこまであるのかわからないが、住宅金融支援機構(住宅市場動向について)をもとにすると、住宅ローンを借りて住宅を購入したい人は増えているようである。
買いたいと思っている理由は、①今後消費税が引き上げられる、②住宅ローン金利が低いという回答が主であるようである。
総括
もちろん、その人の人生設計や考え方により住宅ローンを使用して(ほぼ新築だと思うが)住居を購入することは反対はしない。
ただ、「お金」に関することについては、大多数(マジョリティー)の考えを鵜呑みにするのではなく、その大多数の意見より将来的に何が発生するのか?という考えをプラスして対応を検討する。その対応詳細を記載すると長くなるので割愛するが結果として少数(マイノリティー)の意見となる場合がほとんどである。
今回の場合だが、長い間住宅ローンの低金利により、建売の広告情報や田舎においても新築住居が結構目に入ってくる。だが、その内の何%かは間違いなく住宅ローン不履行になり競売にかけられてます。その時の金額となると新築時の半分以下、3分の1なんていうのも田舎であれば十分ありえます。※自分は数年前から、競売情報は毎月かかさず確認していますので。
で、(自分に関して言えば、さまざまな状況・条件より)住居に関して言えば、競売で購入すれば良いと思っており、結果として「買いどきではない」と言う結論になります。
※当然のことながら、人の状況・条件により考え方は、違いますので悪しからず
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